インフォマート（株）は、2006年10月1日に開始した「ASP受発注システム アライアンスパートナー制度」にフード業界の有力企業など24社が新たに参加、合計37社に拡大したと発表した。ASP受発注システムの業界標準化に向けた取り組みがさらに前進したとしている。
同社は、フード業界で企業間の日々の受発注業務、伝票処理などを、インターネット上で行うASPモデルの受発注システムを運営。発注側である買い手企業の本部・店舗と、受注側である売り手企業との間で行われる日々の受発注を、Web上で行うことで業務改善、効率化、コストダウンにつなげるもの。
2003年2月に提供を開始し、2007年3月末現在、買い手企業328社、7586店舗と売り手企業1万25社がシステムを利用、2006年の年間受発注取引高は2430億円に拡大した。
こうした状況を受けて2006年10月1日、売り手企業などとともに、業界内で同システムの普及を加速させる体制として、「アライアンスパートナー制度」を開始。今回、キーコーヒー（株）、（株）久世、（株）ダスキンなど24社が新たに賛同し、パートナー企業として参加した。
今後、同社は地区ごとにセミナーを行うなどしてアライアンスパートナー企業を100社に拡大する方針。
