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講談社/「intra-mart」で全社規模のワークフローシステム構築

2008年03月24日/SCM・経営

NTTデータイントラマートは、同社のWebシステム構築基盤製品「intra-mart」が、講談社の新社内システム「電子承認ワークフロー」の基盤として採用されたと発表した。
今回構築した「電子承認ワークフロー」は出版社固有のライターへの支払い処理や印税処理などの業務処理から全社共通業務である経費精算や旅費精算などの効率化・迅速化・見える化を目的に全社員の利用するワークフローとなっている。
今後講談社では、総務系での電子承認業務や従来の書籍・雑誌・コミック事業に加えて、マーケットの拡大が想定されているライツ、デジタル事業のビジネス強化を図るべく、統合ライツシステムの構築を進めており、「intra-mart」を全社ワークフロー基盤として適用範囲をさらに拡張を行う。
導入効果において、伝票処理時間の大幅な短縮、ワークフロー処理の進捗の見える化、複雑なワークフロー処理を低コストと高いユーザビリティで実現、他の業務にも次々に利用できる拡張性の高さを実現している。
一方で、新システムでは既存のレガシーシステムをSAPのXIや「intra-mart」のSAP連携モジュールで連携し、各々をサービスと見なし、フロントシステムである「intra-mart」から各サービスを呼び出すという、SOAを実現する構造であると考えることができる。
また、マスタの統合化・一元化も大きなテーマだったが、今回取引先マスタ登録を「intra-mart」によるワークフローを経て、SAPのマスタであるMDMへの登録を行い、「intra-mart」のマスタとの同期も実現し、今後は商品マスタにも展開を予定している。

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