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日産自動車、裕隆汽車製造股分/合弁会社設立

2003年05月22日/未分類

日産自動車(株)と台湾の裕隆汽車製造股分有限公司は、製造以外の主な事業を現在の裕隆から分割し、新しい合弁会社を設立する。従来の裕隆汽車(以下、「YLO」)は、競争力の高い自動車メーカーとしてこれまで通り事業を運営する。
新合弁会社(仮称:新裕隆「YLN」)は台湾とアジア諸国における日産ブランド・ビジネスの発展にその業務を集中する。日産のカルロスゴーン社長と裕隆の厳 凱泰副董事長は、 本日本件に関する基本合意を締結した。最終的な契約内容や新会社の経営陣については2003年末までに確定する見込み。
日産は新裕隆の株式の40%を保有し、連結子会社とする。残り60%の株式はYLOが保有する。新裕隆の経営陣は数ヶ月後に決定され、日産とYLOそれぞれから任命される予定。
新裕隆の事業範囲は、YLOが引き続き行う台湾での製造事業を除く日産ブランドにかかわるあらゆる分野、即ち、エンジニアリング、購買、営業、マーケティングにまで及ぶ。日産は昨年中国で東風汽車との包括的な提携を発表したが、新会社は、これに伴い中国における日産の事業発展に必要とされる緊密なサポートを行う。
現在、裕隆が保有している東風グループの風神汽車及びその販売会社、その他の関連事業における持株は、すべて新裕隆に統合される。
YLOは、台湾での日産車の生産、自動車関連事業の拡大、不動産事業、その他のビジネスチャンスの追求など、競争力の高い事業を継続することになる。
OEMを通して生産能力はフル活用され、コスト優位という競争力を確保できる。またYLOは新裕隆とのシナジーを充分に発揮させ、自動車関連事業の店舗を増強し、新しいビジネスチャンスを開発する持株会社となる。

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