住友商事、ＵＣカード／駐車場料金の携帯電話赤外線通信によるクレジット決済実現

住友商事(株)とユーシーカード(株)（以下：ＵＣカード）は、ＵＣカードがＫＤＤＩ(株)と共同で実施している携帯電話クレジット決済トライアル「Ｋｅｉ－Ｃｒｅｄｉｔ」に、名鉄グループの総合商社で駐車場管理をてがける名鉄協商(株)と提携し、２００３年５月８日から名鉄協商が運営する営業用駐車場において赤外線を利用した携帯電話クレジット決済トライアルを開始した。
駐車場における携帯電話クレジット決済のトライアルは国内で初めての試み。住友商事ではキャッシュレス駐車場管理システムの販売をコアビジネスとして全国展開しているが、今回の時代先取の試みに対し積極的に参画すべくＵＣカードの協力のもと、キャッシュレス駐車場管理分野で先行する名鉄協商と提携した
今回は名鉄協商かこまちパーキングのキャッシュレス駐車場管理システムに日飛電子精機(株)の協力により赤外線通信機能を追加開発することで、携帯電話によるクレジット決済トライアルを実現した。
トライアルでは、まずモニターが利用する前にクレジットカード情報を搭載した新開発の多目的ＩＣカードをＫＤＤＩの第３世代携帯電話に格納する。
駐車場に入庫する時に、この携帯電話を駐車場管理システムにかざし、クレジットカード情報を赤外線で通信し、出庫の時は同様な操作を行うだけで、管理システムがクレジットカード情報をキーに駐車時間を計算、料金算出とクレジット決済を同時に自動で行う。