日産自動車／生産と物流の効率化で170億円増益

日産自動車(株)は平成１５年３月期の決算短信で、コスト削減への寄与として下記の項目を挙げた。
営業利益増加に最も寄与したのは、引き続き購買コストの改善で、１５年度、購買コスト削減は、2 270億円の増益をもたらした。同社の収益性の改善は、同社のみならず、同社のパートナーにもメリットをもたらしている。
・商品性向上と、規制対応に関わるコストは670億円の減益要因。
・研究開発費は増加し、380億円の減益要因となったが、これは商品開発の強化と新たな技術の開発を目的とするもの。
・生産と物流の効率化によって、170億円の増益を生み出した。
・ 一般管理費他は40億円の増益要因となった。