川崎重工業／排出ガス第２次基準値対応の新型ホイールローダ「ＡＵＴＨＥＮＴ７０ＺＶ」新発売

2003年06月08日／未分類

川崎重工業(株)は、国土交通省の「排出ガス第２次基準値」に対応した、新型ホイールローダ「ＡＵＴＨＥＮＴ７０ＺＶ」を６月９日より新発売する。
「ＡＵＴＨＥＮＴ７０ＺＶ」は、主に砕石などをトラックに積込むバケット容量２．７ｍの中型ホイールローダまた、アタッチメントを変えることで多用途の作業が可能。
「ＡＵＴＨＥＮＴ７０ＺＶ」は、排出ガスに含まれる窒素酸化物（ＮＯｘ）および粒子状物質（ＰＭ）などの排出を大幅に削減し、国土交通省が２００３年１０月から導入する建設機械の排出ガス規制「排出ガス第２次基準値」をクリアしたインタークーラー付エンジンを搭載し、従来機（ＡＵＴＨＥＮＴ７０ＺＡ）比で１４％の出力向上を実現している。
また冷却システムを、従来のエンジン直接駆動型から変更し、油圧モータ駆動型を標準装備としました。冷却ファンを大径化し低回転化することにより、エンジンからの騒音を大幅に削減しており、国土交通省に対し「低騒音型建設機械」の認可を申請中（９月認可予定）。
さらに、ダンピングクリアランス（積込み高さ）を大きくし、ダンプトラックへの積込み作業性を向上させるとともに、ホイールローダとして初めてフルオートエアコンを標準装備する等、快適性にも配慮している。