川崎重工業は4月23日、東京ガス・エンジニアリングから北海道ガスの石狩LNG(液化天然ガス)基地向けLNGタンク建設工事を受注したと発表した。
本基地は2008年8月に地盤改良に着手しており、2012年に運用開始する予定。受注したLNGタンクは、地上プレストレストコンクリート(PC)式LNGタンク(容量18万kl)。地上式LNGタンクとしては国内最大級。
石狩LNG基地は北海道石狩市の新港に位置し、北海道初の大型外航船の入出港が可能なLNG受入基地。本基地はLNGの受入・貯蔵・気化・払出しに関する業務を行い、北海道内への天然ガス供給を行う。