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伊藤ハム/精肉部門向けにローコストオペレーション「バックヤードソリューション」提案

2003年06月22日/未分類

伊藤ハム(株)は、量販店などの精肉部門向けに「伊藤ハム バックヤードソリューション」を6月より各得意先に提案する。
このビジネスモデルの特徴は、第1に、精肉部門におけるローコストオペレーションの提案で、第2に、安心して買っていただくための正確な表示の提案、第3は粗利益管理が簡単に出来るソフトの提案。
ローコストオペレーションの柱となるのは、少量で使いやすい規格の「使いきりミニセット」。パートだけでも運営できる精肉売場を目指すため、従来熟練者が必要だった商品化作業をパートで作業できるように、事前に小さく分割して、前処理した「使いきりミニセット」を提案する。
このミニセットはパートでも持ち運びが容易なだけでなく、作業場でのロスの防止や、ごみの削減にも貢献し、パート教育として、肉の整形から商品化までの作業をわかりやすく説明した3-D作業マニュアルと、研修センターでの実習コースを準備している。
正確な店頭表示が不可欠で、伊藤ハムでは、今国会で成立し、6月11日に公布された、「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(通称:牛肉トレサビ法)」にいち早く対応した。
この法律で、従来の産地表示だけでなく、10桁の個体識別番号などのより正確な店頭表示が義務付けられ、国産牛肉のトレーサビリティーを義務付ける法律として、食肉業界のみならず、広く流通業界にも大きく影響するものと考えられる。
伊藤ハムでは、こうした動きに対応し、表示作業を簡素化できる「使いきりミニセット」を提案する。
3番目に、従来煩雑だったセット仕入の際の粗利を簡単に計算できるソフトも提案。これを使用して、販売のシミュレーションができるため、事前に販売計画を立てることが可能となる。また、トレサビ法で義務付けられている仕入販売の履歴の3年間保存にも対応している。
導入目標]=100企業1500店舗。

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