伊藤ハム（株）は、平成19年3月期から平成20年3月期までの二事業年度における「伊藤ハムグループ再生プラン」を策定した。
再生プランは、前事業年度の大幅な減益かつ赤字決算と2期連続のフリー・キャッシュ・フローのマイナスという危機的な経営状況から速やかに脱却するとともに、経営体質の改善を図り、企業体力を回復させる狙い。
業績悪化の内部要因として、物流コストの上昇を挙げており、固定費の削減（拠点の閉鎖・統廃合、人件費の削減）ととともに、コストダウンマネジメントの徹底、物流コスト削減を図るとしている。
また、フリー・キャッシュ・フロー確保として、営業利益の拡大、在庫圧縮を進める。
