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NEC/富士写真フイルムの経営情報システム構築

2003年06月26日/未分類

NECは、富士写真フイルム(株)の情報システムを構築・運用している富士フイルムコンピューターシステム(株)より、企業の基幹業務向けパッケージ「SAP R/3」で構築されている社内情報システムと連携し、経営判断を含む意思決定を迅速に行うための新経営情報システムを受注した。
新システムは、インテル(R)Itanium(R)プロセッサ・ファミリにおける最新プロセッサ「インテル(R) Itanium(R)2(アイテニアム)プロセッサ」搭載サーバ「Express5800/1000シリーズ」にマイクロソフト社最新OS(基本ソフト)「64ビット版Microsoft(R) Windows Server(TM)2003」およびSAP社の最新ビジネスインフォメーションウェアハウス「SAP BW3.1C」を採用したインテル(R)Itanium(R)プロセッサ・ファミリおよび64ビットWindows環境における世界初のシステム。
富士フイルムでは、生産から販売、在庫状況などの情報をリアルタイムで確認できる経営情報システムを運用しているが、製品の増加や販売チャネルの複雑化に伴う各種情報の増加やそれらのデータ処理の負荷が増大している。
これらの状況を改善し、更なる意思決定プロセス時間の短縮に対応するため、新システムの導入を決定。この導入にあたり、プラットフォームとしては、アプリケーションサーバ10台で構築されていたシステムを最大32CPU搭載可能な「Express5800/1320Xd」が有するパーティション機能を用いて、高速なデータ転送を実現するSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)対応ディスクアレイ「iStorage S2300」と共にサーバ統合を実現している。
これにより、運用性や保守性の向上によりTCOの20%以上の改善をめざし、情報供給を実現するソフトウェアとして、SAP社が提供する「SAP BW3.1C」を世界に先駆け採用することになっている。
新システムの導入により、より多くのデータの迅速な解析やレポートが可能になり、経営陣による意思決定の精度および速度の向上が見込まれている。

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