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ダイフク/ABB社と物流システム分野で提携

2003年07月03日/未分類

(株)ダイフクと世界最大級の重電・オートメーション企業であるABB社(本社:スイス・チューリッヒ)は、北欧圏などにおける物流システムの拡販を目指して、両社の現地子会社同士によるパートナーシップ契約を結んだ。
自動倉庫システムをはじめとするダイフクのハードと、ABBのWMS(物流センター管理システム)「SattStore」及び定評あるロボット技術を結集し、欧州地域へ最適の物流センターソリューションを提供していく。
ABBは1988年にスウェーデンのAsea、スイスのBBC両社が合併して誕生。北欧のオートメーション市場で強い競争力を持ち、本提携の最初のターゲットをスカンジナビア(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド)とし、次いで英国やアイルランド、ベネルクス3国(オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ)に展開。さらに将来はドイツへも拡大させていく予定。
パートナーシップ契約を結んだのは、ダイフクの100%子会社ダイフクヨーロッパ(以下:DEL)とABBのデンマーク法人ABB A/S社。
ダイフクにとっては、欧州での知名度・信頼度・実績が抜群のABBとタイアップすることで、欧州での認知度向上、ビジネス機会の大幅な拡大、現地有力メーカーとの競争力アップを見込める。一方、ABBも、世界的に強い競争力を持つダイフクの自動倉庫やその周辺台車(商品名=STV)を組み入れることでマテハン領域全体をカバーし、WMS事業の拡大につなげることができる。
ABBのWMS「SattStore」は欧州で400社以上の実績があり、本年春リリースの最新版(バージョン9.2)では、ダイフクの自動倉庫やSTVとの接続を容易にしている。それぞれの得意な分野を相互補完することで両社のWin-Winな関係構築を目指すもの。

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