ダイフクは6月23日、コマツユーティリティー(以下:KU社)とKU社グループの小松リフトILD(以下:ILD社)との間で、KU社製物流システムのアフターサービス事業を譲受け多と発表した。
この譲受けは、フォークリフト・ミニ建機の販売に資源を集中して、経営の構造改革を推進したいKU社グループの意向と、物流システムサービス事業の強化を図りたいダイフクの意向が一致したことにより実現したもの。
KU社は、小松フォークリフトと小松ゼノアが合併して2007年4月に設立。小松フォークリフトが手掛けていた自動倉庫などの物流システム事業も継承し、それらのアフターサービスもKU社、ILD社、全国各地のKU社系販売会社で受け持った。
納入実績は自動倉庫のスタッカークレーンの台数で約1,100台に達しており、今回の譲受けにより、これらアフターサービス事業のサポート機能がダイフクに移管した。
以後、KU社系販売会社が手掛けているメンテナンスなどのサービス事業も順次ダイフクへ移管する。
譲受け対象となるものは、2009年3月末時点のサービス・改造工事受注残、パーツ、仕掛品等の棚卸資産および固定資産、従業員11名で、譲受け金額は2億円。