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日通総合研究所/2003年度貨物輸送の見通し発表、4年連続マイナス

2003年07月06日/未分類

(株)日通総合研究所は、2003年度の経済と貨物輸送の見通しを発表した。
■経 済
2003年の世界経済は、主要各国のデフレ警戒感が高まりを見せるなか、年前半は減速基調を強める。ただし、年後半以降、減税の押し上げ効果も手伝って復調に向かう米国経済にリードされる形で、再び拡大テンポが上向いていくものと見られる。
2003年度の日本経済は、デフレ進行に歯止めがかからず、経済成長率は0.4%と低迷する。ただし、年度後半における世界経済の回復に伴う輸出増に支えられて、緩やかながらも持ち直しに向かい、景気の底割れは回避される。
 
■国内貨物輸送
2003年度の国内貨物輸送は、公共投資や住宅投資が引き続き落ち込むとみられることから、建設関連貨物の不振が輸送量を大きく下押ししそうである。一方、消費関連貨物は、個人消費の伸びの鈍化を受けて、大幅な増加は期待できないものの、1%台半ばの伸びが期待できる。総輸送量としては2.6%減と4年連続のマイナスが避けられそうにない。
 
■国際貨物輸送
2003年度の国際貨物輸送は、主要8港の外貿コンテナの輸出では2.2%、輸入は1.1%の増加となり、航空貨物の輸出では5.5%、輸入は1.4%の増加となる。総じて輸出貨物は堅調な荷動き、輸入貨物の回復テンポは緩やかとなる。
   
詳細は、下記アドレスを参照。
http://www.nittsu.co.jp/press/2003/20030703_1.htm

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