日本ユニシスグループのO.S.エンジニアリング(株)は、印書装置で印字したバーコードの品質を自動検証する高速バーコード検証機「FV5000型バーコード検証機」を販売開始した。
今日、電気、ガス、水道をはじめとした各種料金の支払いに、24時間対応できるコンビニエンス・ストアを利用するケースが増えている。
コンビニエンス・ストアにおける料金代理収納業務には、従来3段から4段の「JAN」規格バーコードが使われていたが、「JAN」バーコード一件の処理には複数回の読み取り操作が必要となるため、読み取りシステムのトラブルや操作ミスが多発するという問題が生じてきた。
このためコンビニエンス・ストア業界からの要請により、(財)流通システム開発センターが主体となり、新料金代理収納用バーコード「UCC/EAN-128」の仕様が取りまとめられた。
「UCC/EAN-128」は、昨年7月から「JAN」との併行運用が開始されており、2006年7月には「UCC/EAN -128」に一本化される予定。
「UCC/EAN-128」を使うことにより、バーコードの印字は一行(一段)になり、処理に必要な読み取り操作が1回になるので、円滑な料金代理収納業務が実現できる。
O.S.エンジニアリングは、2002年7月から、「UCC/EAN-128」バーコードを印字できる「日本語ポストスクリプト高速連続紙印書装置」を提供しており、従来の「JAN」バーコードに比べて高精細な印字品質を必要とする「UCC/EAN-128」バーコードへの対応を、業界に先駆けておこなってきた。
さらに、印書装置で連続紙に印字したバーコードの印字品質を高速自動検証できる「FV5000型バーコード検証機」を販売開始した。
ユーザは、「FV5000型バーコード検証機」を導入することにより、各種の料金収納伝票に記載される「UCC/EAN-128」バーコードの信頼性を向上させることができ、料金代理収納をおこなうコンビニエンス・ストアは、読み取りエラーが減少するため、代金収納処理の効率があがる。
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O.S.エンジニアリング/高速バーコード検証機「FV5000型バーコード検証機」販売開始
2003年07月10日/未分類
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