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コクヨグループ/流通体制再編

2003年08月31日/未分類

コクヨ(株)は、全国に41社ある当社製品の専門代理店「総括店」の広域統合を推進し、10月1日から、コクヨグループが設立する「流通販社」による新しい流通体制に移行する。
これまで同社では、主要都市部における総括店を統合するとともに支店業務を移管して、平成12年12月に、コクヨ東京販売(株)、コクヨ西関東販売(株)、コクヨ埼玉販売(株)、平成13年10月に、コクヨ近畿販売(株)、コクヨ中国販売(株)、コクヨ九州販売(株)、平成14年10月にコクヨ中部販売(株)をそれぞれ設立した。  
これらの新しい流通販社では、コクヨ製品だけでなく顧客のニーズに応じて様々な商品を調達する「総合卸売事業」を強化するとともに、通販などの「ネットワーク型流通事業」の拠点として顧客を開拓している。
また、顧客に密着して様々な付加価値サービスを提供する「オフィスサービス事業」を拡大して、オフィスのあらゆるニーズに対応できる総合サプライヤーとして新しいビジネスモデルを目指している。
この7社の流通販社に引き続き、今回の総括店の再編は、全国の他のエリアでも同様のビジネスモデルを展開するため、各地の複数の総括店の広域統合を推進し、(1)経営の合理化、(2)事業構造の変革、(3)新しい成長戦略の構築にスピードを上げて取り組むためのものです。コクヨグループでは、今回の流通体制の再編により、顧客により密着した営業力を向上させていく。  
新しい流通販社設立の概要
目的:コクヨというブランドと理念を共有したオーナーシップ重視型の流通販社を設立し、総括店が育んできた「地域密着」という強みをもとに、コクヨグループの統一した戦略をスピードを上げ深く浸透させることで顧客のグリップ力を強化する。
資本金:原則として、新しい流通販社に参画する総括店が66%、コクヨが34%を出資予定。
*今回設立される流通販社は、コクヨ株の連結対象外となる。
商号:コクヨ商号を使用(コクヨ〇〇販売(株))
役員構成:原則として代表取締役は総括店より選任し、コクヨから常勤取締役、非常勤監査役を派遣する。
売上規模:原則として年商100億円超となる枠組みを検討する。
その他;流通販社の経営管理機能はパッケージ化してコクヨが提供する。
販売管理システム(KOAS)の導入、物流体制(OSL)への参画
受発注システム(パワーステーショナー)、人事制度、与信管理システムなど
なお、今回の再編により、流通販社は全国で13社となる。それ以外の流通販社に参画しない総括店は流通販社帳合の代理店となりますが、従来通りの取引を継続する。  

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