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日本IBM、NTTコムウェア/SAPの稼働OSやデータベース移行サービスで協業

2003年08月03日/未分類

日本IBM(株)とNTTコムウェア(株)は、「IBM(R) 」シリーズを主軸に、ERPアプリケーション「SAP/R3」が稼働するオペレーティング・システム(OS)やデータベースなどのプラットフォームを迅速に移行(マイグレート)する「SAP/R3マイグレーション・サービス」で協業を開始する。
またSAP R/3が稼動するデータベースのマイグレーション・サービスと「SAP R/3」の最新バージョンである「SAP R/3 Enterprise」へのアップグレード・サービスも提供する。
NTTコムウェアは、SAPシステムに取り組んでいるシステム本部ERPセンタの専任技術者を中心にマイグレーション・サービスを提供。
これまでのノウハウを集大成したもので、最大の特徴は非常に短期間でマイグレーションできる点が特徴。人事・会計、販売管理、購買・在庫管理、生産管理などあらゆるモジュールの全工程において、最短では準備を含め約3ヶ月で提供している。
移行作業のみであれば、データ容量などで変動しますが、約3日で新システムを稼動させることができる。
日本IBMは、マイグレーションしたシステムをソフトとハードの両面から検証する施設「SW Center of Competency(渋谷)」と「 Center of Competency (晴海)」を中心に各種IBMサポートセンターでDB2(R)とIBM を提供し稼動前の検証を支援する。
SAP/R3マイグレーション・サービス概要
「SAP/R3マイグレーション・サービス」は、SAP/R3のバージョンアップやハードウェアの更改を契機に、AIX(R)やHP-UX、SolarisなどのUNIX(R)、Windows(R)、Linux、ホスト環境(z/OS(R)、OS/400(R)等)などあらゆるOS相互を迅速にマイグレーションするもので、Oracle、SQL Server、ADABAS (SAPDB)などからIBM製データベース・ソフトウェア「DB2」へマイグレーションするサービスも提供する。
DB2は、2002年度の世界データベース管理ソフト市場で新規ライセンス売上2年連続首位となった製品で、SAPジャパンによってソフトウェア製品群「mySAP Business Suite」の標準データベースとして指定されている上、ドイツSAP AG本社の製品開発用データベースとしても利用されている。
SAP/R3マイグレーション・サービスは、SAP R/3 Enterpriseへのアップグレード時に既存OSやデータベース環境を見直すお客様が増えていることに応えるもので、SAPとDB2を組み合わせた専門サービスは国内初です。Oracle、Informix、SQL Server、ADABAS (SAPDB)などからDB2へのマイグレーション・サービスを提供する。
マイグレーションのメリット
マイグレーションすることで、データベース内に本来一元化すべきデータの分散などが解消でき、処理速度などデータベースの性能が大幅に向上し、ハードウェアの更改によりCPUの処理時間も短縮するとともに、ダウンサイジング化による省スペース化や、操作をWebベースで行えるように容易化するなど、TCO(Total Cost of Ownership)を大幅に削減できる。
サービス料金
マイグレーション・サービスの料金は、作業内容によるが約1 000万円から。その他のサービスは、期間、作業内容、対応コンサルタント数により変動し、その他の料金の目安は以下の通り。
「SAP/R3」の新規導入約60万 – (インストールのみで1サーバーあたり)
「SAP/R3」のバージョンアップ約1000万 – (支援内容による)
ハードウェア更改約60万 – (1サーバーあたり)
※ハードウェアのみ更改した場合は、更改前と同じOSとなります。

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