セイコーエプソン、前田建設工業／建設業界向けＡＳＰサービスの共同開発・販売で提携

セイコーエプソン（株）と前田建設工業（株）は、建設業界向けのＡＳＰサービスを共同で開発、販売することに合意した。
両社は、中小の建設業に対する「原価管理」と「情報共有」を支援するツールをインターネットを通じて提供する事業を９月より共同で開始する。
このサービスは、中小建設業の原価管理・情報共有といった経営戦略、ＩＴ化を支援するもので、インターネットを通じて賃貸するＡＳＰサービスとして、提供する。
サービスの概要は、工事現場の責任者が工事日報を入力することでインターネットを通じて経営者や経理担当者が日々の原価を把握し、問題点の早期発見、対応を可能とする「工事日報」や、会社と工事現場でネットを通じて情報を共有することにより迅速な対応を可能とする「工事写真」、「工程表」などを予定している。
今回の提携により、中小建設業のユーザーはタビスランド（ＵＲＬ：http://www.tabisland.ne.jp/）を通じて「工事日報」等の新しいサービスを利用することが可能となる。