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菱食/平成15年12月期中間決算短信(連結)

2003年08月21日/未分類

(株)菱食の平成15年12月期中間決算の経営成績は下記の通り。
当中間連結会計期間のわが国経済は、コスト削減等による企業の合理化努力を背景に、企業収益に改善が一部みられたものの、依然として雇用情勢等に好転はみられず、厳しい状況下で推移した。
食品流通業界も、先行きの不安感からくる消費の低迷、デフレに伴う販売価格の低下及び競争の激化など、厳しい経営環境が続いている。
このような状況のもとで同社は、引き続き「価値ある卸機能の拡充」と「ローコスト経営」に努力を続けた。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高は5 109億11百万円となり、前期比較91億58百万円(1.8%)の増加、経常利益は20億13百万円の前期比較6億50百万円(47.7%)増加となった。
中間純利益は、7 億30百万円の前期比較2億55百万円(54.0%)の増加。
通期の見通し
今後のわが国経済の見通しにつきましては、企業収益改善の継続に期待が持たれるものの、依然として厳しい雇用情勢や社会保障費負担増、企業間における不均衡拡大などの不安材料から、景気はなお不透明な状況が続くものと思われる。
同社グループは、このような経営環境に対処するため、基幹コンピュータ・システム「NEW―TOMAS」のさらなる活用により業務精度を一層向上させるとともに、21世紀のコアビジネスとして中食、外食の需要増に対応したフードサービス事業の拡充、強化を図っていく。
また、同社グループ基幹物流ネットワークをさらに進化させるため、「RDC―FDC」の活性化(再構築)が不可欠であり、特にフルライン物流システムの構築を基本にした物流精度の向上とローコストオペレーションを実現させる。
通期の業績は、売上高1兆8百億円(前期比2.2%増)、経常利益105億円(前期比6.4%増)、当期純利益52億円(前期比5.8%増)を見込んでいる。

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