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キムラユニティー/平成19年3月期、増収増益

2007年05月01日/3PL・物流企業

キムラユニティー(株)の平成19年3月期(連結)の経営成績は、下記のとおり。

自動車業界は、国内新車販売台数は低調に推移したが、海外需要の拡大で輸出台数が増加し、国内生産台数は好調に推移し、同社グループは、引き続き価格競争の影響を受けながらも、積極的な営業活動を展開し、既存顧客の深耕と新規顧客の開拓に努力し、売上高は37,140百万円(前期比6.9%増)となった。

利益面は、派遣契約社員の契約単価の上昇や鉄鋼等材料費の高騰の影響を受けたが、北米子会社の赤字幅圧縮や原価削減を強力に推進したこと等により、営業利益は1,380百万円(7.7%増)、経常利益は1,603百万円(0.9%増)、当期純利益は878百万円(6.2%増)と増収増益となった。

なお、物流サービス事業では、包装事業が、主要取引先からの受注量の増加やその他の既存顧客への深耕、新規顧客への拡販に加え中国子会社2社が本格的に稼動したこと等により、売上高は18,193百万円(8.4%増)。

格納器具製品事業の国内は、主要取引先からの需要が鉄製格納器具を中心に減少したが、海外において、北米子会社KIMURA,INC.の受注が大幅に増加したことにより、売上高は4,491百万円(前期比21.5%増)となり、物流サービス事業の売上高は22,685百万円(9.4%増)。営業利益は、派遣契約社員の契約単価の上昇や鉄鋼等材料費の高騰の影響を受けたが、北米子会社の赤字幅圧縮や原価削減を強力に推進したこと等により1,222百万円(19.3%増)。

次期の見通し
同社グループは、業態改革をさらに推進するとともに、CSナンバーワン経営を実現するため、グループの総力をあげて、お客様のご期待を上回る商品・サービスの提供に努めることにより、受注の拡大と原価の低減に注力し、売上高40,000百万円(7.7%増)、営業利益1,560百万円(13.0%増)、経常利益1,720百万円(7.3%増)、当期純利益890百万円(1.3%増)の増収増益を予想している。

また、豊田工場の再開発に伴う取壊し、廃棄に係る費用を特別損失に120百万円を見込んでいる。

中国子会社が順調に拡大すると見込むことから、包装事業の売上高は19,880百万円(9.3%増)を予
想しており、物流サービス事業全体では、北米子会社KIMURA,INC.の収益改善が順調に推移すると見込むことから営業利益は1,430百万円(17.0%増)を予想している。

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