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日本トランスシティ/売上7.3%減、営業利益45.3%増

2010年05月11日/3PL・物流企業

日本トランスシティが5月11日に発表した2010年3月期業績によると、売上高は764億4500万円(前年同期比7.3%減)、営業利益33億6600万円(45.3%増)、経常利益35億6000万円(40.3%増)、当期利益20億7700万円(43.0%増)となった。

総合物流事業全般の売上高は、前期比7.8%減の750億600万円だった。

倉庫業では、期中平均保管残高は前期比11.0%減の44万6000トンとなり、期中貨物入出庫トン数についても前期比1.5%減の592万5000トンだった。保管貨物回転率は、55.3%(前期50.0%)となった。物流加工業務の取扱量は消費財を中心に堅調に推移した。倉庫業部門の売上高は、前期比6.3%減の292億700万円だった。

港湾運送業は、四日市港における輸入原料(石炭・コークス等)や輸出完成自動車の取扱いは減少したが、海上コンテナの取扱量は前期比6.3%増の19万2000万本(20フィート換算)となった。売上高は、前期比6.4%減の202億6900万円だった。
      
陸上運送業においては、貨物自動車運送の取扱量は、前期比0.9%減の730万トン。バルクコンテナ輸送にかかる取扱量は順調に増加した。売上高は、前期比6.5%減の166億7400万円だった。

国際複合輸送業・その他部門においては、海上輸送における取扱量は前期比6.0%増の110万7000トンとなり、航空輸送における取扱量は前期比65.6%増の2430トンとなったが、海上運賃や為替の変動が大きく影響し、売上高は、前期比17.4%減の88億5400万円だった。

来期の業績は、売上高780億円、営業利益35億円、経常利益37億円、当期利益22億円の見通し。

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