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トーハン/客注品取り寄せ「本の特急便」サービス拡充

2006年07月10日/物流施設

(株)トーハンは、客注品取り寄せ「本の特急便」サービスを拡充する。

7月7日に事業拠点を「トーハン桶川SCMセンター」(埼玉県桶川市)内に移転するのを機に、在庫拡大するとともにシステムを一新し、より読者の利便性・満足度の高いサービスを提供する。

「本の特急便」は、出版業界の課題であった客注品の取り寄せを専門に扱うルートを確立し、平成12年にサービスを開始。書店店頭(加盟店)で受付けた客注品の調達にかかる日数を大幅に短縮した。

同社は、埼玉県川口市の商品センターを昨年11月に稼働した書籍の総合流通センター「トーハン桶川SCMセンター」内に移転し、広さも1,200坪から3,000坪に大幅拡大し、移転後は桶川SCMセンター内の各施設との連携を強化し、在庫の拡大およびサービスレベルの向上を図る。

「本の特急便」在庫商品は、これまでISBNコードの付与されている書籍・ムック・コミックに限られていたが、移転後は一般雑誌も在庫化します。月刊誌・増刊を中心に約3,000銘柄を常時在庫し、今後はワンテーママガジンやバックナンバーについても順次在庫する。

さらに、書籍・ムック・コミックについては新刊・重版の予約もスタートし、あわせて客注台帳機能など加盟書店の管理機能を格段に向上させ、簡素化。これにより、書店における客注の一元管理が実現するとともに接客オペレーションがスムーズになる。

同社は、今後も非在庫商品の出版社調達開始(8月)や、DVD、CD取扱い開始(11月)など、引き続きサービスレベルの向上を図る一方、書籍の在庫点数もさらに拡大して80万点とする。

「本の特急便」加盟書店は平成18年6月現在4,700書店で、取引先書店のバックヤード機能として店舗運営をバックアップ。今回のサービス拡充により、調達率の向上と納期速度の一層の迅速化を図り、幅広い読者需要・読者満足を満たし、取引先書店の顧客満足向上を強力にサポートする。

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