日本アイ・ビー・エム／次世代POS製品「IBM SurePOS 700シリーズ」世界同時発売

日本アイ・ビー・エム（株）は、2003年9月24日から、現行のPOS製品で最速のCPUを搭載し、機能を拡張した「IBM(R) SurePOSTM 700シリーズ」の受注を開始した。
販売価格は259 800円から、出荷開始は2003年12月末の予定。9月16日から世界各地域で順次発売している。
「IBM SurePOS 700 シリーズ」は、最上位機種にはPOSとして最速のCPU、インテルP4 2.4GHzを搭載し、レジアプリケーションの処理速度が従来の2倍以上になり、チェックアウト作業の効率化が大きく期待できる。
またHDDには最大容量の80GB HDDを搭載、システム管理者が商品マスター等の大容量ファイルを格納でき、棚卸等が容易になる。
この他にも、「Sure Port」によりプリンター／キーボード等の接続をRS485またはPowered USBから選ぶことができ、イーサネット・ポート、FDDなど外部装置との接続にUSB2.0ポートを標準装備している。
また店舗スペースやレイアウトに合わせ大きさや色を選ぶことができ、小売店の機器導入やシステム管理、POS作業の簡便性を高めた。
量販店、スーパーマーケット、専門店等の小売店での導入拡大を目指す。世界同時発売により、外資系小売業を含む流通業において、本製品をワールドワイドで採用でき、チェーン店等、システム統合化をすすめる小売店にも適している。
現在、IBMのPOS製品は100カ国以上、200万台以上普及している。一部の海外ではタブレットPC等の携帯端末と組み合わせる等、次世代のソリューション提供を積極的に進めている。