日野自動車／上海でエンジン生産販売合弁会社の設立認可

日野自動車（株）と中国上海市の上海柴油機股_有限公司（以下：上海ディーゼル）は、両社によるエンジン生産販売会社設立についての認可を9月17日、上海市人民政府外国投資工作委員会より取得し、営業許可の手続きを経て、新合弁会社を設立する。
新会社は、日野と上海ディーゼルがそれぞれ50％ずつ出資する。新合弁会社は上海市工業総合開発区に新工場（生産能力15 000台）を建設、2004年11月を目途に生産を開始する。
生産・販売するエンジンは日野の大型エンジンで、販売先は主に中国国内のトラックメーカーとなる。当該新合弁会社は、日野の海外における初の本格的エンジン製造・販売拠点となる。
合弁会社の概要
新会社名：上海日野発動機有限公司
(英文名)SHANGHAI HINO ENGINE CO. LTD.
所在地：中国上海市工業総合開発区
資本金：2 998万米ドル（約35億円）
出資比率：日野50％、上海ディーゼル50％
事業目的：日野大型エンジンの生産・販売
日野の役割：導入エンジンの製造権・販売権の供与、ＫＤ部品及び補給部品の供給、設計技術・製造技術・生産ノウハウの提供
新規導入製品：大型エンジン　日野P11C(10.5リッター、EURO3、325～380PS)
生産販売目標：
導入初年度は２５０台／月でスタート
日野中型エンジン(J系)も早急に導入予定