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大正製薬/「環境・社会報告書」2003年版発行

2003年09月21日/未分類

大正製薬(株)は、環境に関する2002年度の活動をまとめた「大正製薬環境・社会報告書」(2003年版)を発行した。
同報告書内で、輸送に係わる環境負荷の低減に取り組んでいる。
地球温暖化の原因物質である二酸化炭素の排出量は、運輸部門において年々増加傾向を示しており、輸送に係わる二酸化炭素排出量の削減は重要な課題。
同社では、そのための対策に取り組むと共に、省資源という観点からそれ以外の対策にも取り組んでいる。
輸送に係わる二酸化炭素・NOx排出量削減の手段としては、積載率100%による輸送、工場直配方式(支店を経由せず、得意先に直接届ける方式)による輸送などを推進し、輸送効率の向上を図っている。
積載率100%による輸送に関しては、ほぼ1OO%実施されている。工場直配方式による輸送に関しては、2002年度にドリンク剤(1OOmL)の工場直配輸送拡大の実行計画を策定し、それに基づいて羽生工場、岡山工場の工場直配輸送拡大を実現した(羽生工場は計画実行完了、岡山工場は計画の約50%実施)。
今後は、工場直配輸送の拡大をさらに推進し(目標は2003年度申の計画実行完了)、輸送効率向上による二酸化炭素・NOxの排出量削減を図る。
製品輸送時に使用している緩衝材の使用量削減を実施した。製品輸送時には、製晶破損防止のために緩衝材を使用するのが一般的だが、詰合箱への製品投入方法の変更により緩衝材がなくても破損しないような工夫を行った。それにより、割れ物以外では緩衝材を大幅に削減することができ、省資源化できた。

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