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ヤマト運輸/「地球温暖化防止目標」策定

2003年09月21日/未分類

ヤマト運輸(株)は、10年後の地球環境への貢献と企業としての成長を両立するため、「ヤマト運輸は事業の成長を維持しながら、CO2の排出量を現段階以上に増やさない」という「ヤマト運輸 地球温暖化防止目標」と達成のための手段として「車両台数の抑制」「ハイブリッド車を中心とした低公害車両への切り替え」計画を策定した。
 
同社の地球温暖化防止目標は2012年度も企業として成長を維持しながら、CO2排出量総量を2002年度比で99%に抑制する。そのため、原単位排出量(宅急便1個あたり)のCO2排出量を、30%削減する。
 
数値目標は、2002年度のCO2総排出量443 279tに対し、2012年度で439 000t、宅急便1個あたり450gを310gとしている。
目標達成手段として、 都市部を中心に「車両を使わない配達」を実行する。具体的には「台車のみで集配ができる店を現在の500店舗から1 000店に倍増する」「]一定の基準を設け、エリアに応じて環境負荷を最小限に抑える集配を行う」を実行することで、約3 000台の集配車両の増加を抑制する。
 
一方で、ハイブリッド車を中心とした低公害車両への切り替える。 集配車の主力をハイブリッド車に切り替え、2012年度までに20000台(2002年度1台)を導入する。また軽自動車を2064台から5000台に積増やす。 
各種対策を実行することによって、2012年のCO2排出量は、2002年度と比較して総量で99%に抑制することができる。

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