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ヤマト運輸/社内システムプラットフォームにリッチクライアン「Biz/Browser」全面導入

2003年09月28日/未分類

アクシスソフト(株)は、同社のリッチクライアント「Biz/Browser(ビズ・ブラウザ)」がヤマト運輸(株)の社内業務システムの閲覧ソフトとして7 000クライアント導入されたと発表した。
ヤマト運輸は、2003年4月より、宅急便のサービス戦略として宅急便の組織を改革し、顧客のより近くに拠点を設置する「宅急便エリア・センター制」を導入することを決定した。
この制度により、今後宅急便拠点を大幅に拡大(約5 600拠点を予定)するとともに、全拠点の管理業務を見直することになった。また、拠点の増大を見据え、業務システムのソフト配布、システム管理などの手間を省き、業務効率を向上させるため、システムのWeb化に踏み切った。
ヤマト運輸は、『Biz/Browser』を社内業務システムのプラットフォームとして採用し、今回その第一段として、各種マスター登録申請システムや各事業所の取り扱い業務などを管理する事業所プルーフシステムなどに導入した。
その採用理由は、1.プログラム修正などにおけるソフト配布とシステム管理コストの削減(TCOの削減)が可能、2.最新プログラムの一斉稼動・一元運用管理が可能、3.既存システムと同等の操作性確保と高いユーザビリティによる業務の生産性向上が図れる、4.既存のパソコン、インターネット回線(ISDN:64kbps以上)でのレスポンスの確保・安定性、5.クライアント端末でローカルファイルへのアクセス、データ生成・修正が可能(ノンストップ業務の実現)、6.OSの種類やバージョンに依存しないシステムとしての信頼性確保などであった。
これらの要求は、静的な画面情報をクライアント端末にキャッシュ保存し、動的なデータのみサーバから取得、結合表示することで通信量を大幅に削減するアクシスソフトの「Biz/Browser」の機能で実現可能となった。
今後、ヤマト運輸では、従来営業所(センター)でおこなっていた業務処理を「事務管理センター」に集約していく。その基幹業務処理システムのプラットフォームとして「Biz/Browser」を順次適用していく予定。
これにより同社は、「宅急便エリア・センター制」で充足された拠点と、業務プロセスの改革で短縮された時間を活用し、顧客に、より身近で迅速なサービスの提供をおこなっていく。
Biz/Browser&Biz/Designer製品について
従来のhtmlブラウザでは実現不可能な高速画面表示が可能なため、ホスト系・C/S系基幹システムと同等速度の入力レスポンスが実現可能。
Biz/Browser側でキーボードフォーカス、ファンクションキー設定が可能なため、ホストシステムと同様なオペレーションを実現できる。
Biz/Browser専用画面および画面設計ツールBiz/Designerによる簡単な画面・帳票作成機能により、Web化適用開発工数、開発費用の大幅削減が可能。

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