ロート製薬、森下仁丹／業務・資本提携

ロート製薬（株）と森下仁丹（株）の両社は、新製品の開発・国内海外の販売協力等に関して戦略的な業務提携を行うとともに、資本提携を行うことについて合意した。
森下仁丹の保有するシームレスカプセルの技術を活用し、バイオ関連の医薬品・機能性食品などロート製薬の新製品開発に活用し、この技術の強化と製品への応用研究を共同で推進することで、両社の新製品開発力の一層の強化を図る。
両社がそれぞれに保有する国内・海外販売網及び販売ノウハウを相互に活用し、両社の営業販売体制のさらなる強化を図り、両社が保有する通信販売チャネルを利用して、両社の通信販売に適した商品を販売し相互の通信販売事業の拡大を図る。
さらに、両社が保有する生産設備を相互に活用し、生産体制の合理化、効率化を図る。
両社は、業務提携を推進しその効果を高めるため、ロート製薬は、森下仁丹が第三者割当によって発行する新株式を3 750 000株引受け、平成15年11月6日に払い込みを行う予定。その結果、ロート製薬の持ち株比率は19.39％となる。