三菱マテリアル／「特定小電力」「微弱」無線ユニットとモジュール開発

三菱マテリアル（株）は、独自のチップアンテナを用いて、PDAで使用可能なCFカードタイプの特定小電力無線ユニットを業界で初めて開発した。
更に長年培った当社のサーミスタ技術を融合し一体型の超小型「特定小電力」「微弱」無線温度センサーモジュールの開発にも成功しｍ今後事業化に当たっては、先端製品戦略カンパニーを窓口とし、年内には一部製品の販売開始を目指す。
同社は2000年1月26日に400MHz帯域のチップアンテナの開発に成功し、その後、特定小電力や微弱無線の使用周波数帯域である300～500MHz向けチップアンテナ（MZAシリーズ）として製品化している。
独自のチップアンテナと周辺回路設計技術を組み合わせることで、PDAに装着して使用できる業界初、特定小電力CFカードタイプのアンテナ内蔵型超小型無線ユニットを開発したもの。
特定小電力や微弱無線は、無線局免許が不要で簡単に利用できるので、幅広い用途での活用が期待され、長年培ってきたサーミスタ技術とチップアンテナ技術並びに無線通信技術を組み合わせることで一体型の超小型無線温度センサーモジュールの開発にも成功した。