極東開発工業(株)は、主力の特装車事業の更なる拡大をはかるため、中国江蘇省昆山市に100%出資の現地法人を設立して工場を建設、平成16年10月より生産を開始する。
日本国内の特装車市場は平成15年10月から実施されるディーゼル車の排気ガス規制等により、平成14年度の後半から首都圏を中心とした買替え需要が急増している。
しかし、今後の国内の特装車市場は、公共投資の抑制等により厳しい市場環境が続くものと思われ、輸出はミキサー車、コンクリートポンプ車の中国向け輸出が大幅に増加している。
新工場は極東開発グループとしては初の海外工場となる。極東開発の100%出資現地法人(極東開発(昆山)機械有限公司、董事長藤浪市郎)が土地、建物を取得し、運営を行う。
第1期の計画(平成16年10月から生産開始予定)は、建設系のミキサー車、コンクリートポンプ車の生産に着手し、中国市場の需要を見極めながらごみ収集車等生産品目の拡大を行う計画。
新工場で生産する特装車は中国向けに限らず東南アジアへの供給も視野に入れ、並びに日本への部品やキットの供給により、原価低減をはかる。
極東開発工業から現地法人への出資額は800万米ドル、現地法人の工場建設にあたっての設備投資は約10億円の計画。
中国新工場の概要
現地法人名:極東開発(昆山)機械有限公司
所在地:中国江蘇省昆山市経済技術開発区日本工業園
要員:
初年度(2005年度=2005.1.1~12.31) 100名(現地スタッフ95名)
5年目(2009年度=2009.1.1~12.31) 250名(現地スタッフ245名)
主な製品:ミキサー車、コンクリートポンプ車、ごみ収集車、他
生産台数:
初年度(2005年度) 400台
5年目(2009年度) 800台
売上計画:
初年度(2005年度)2 200百万円
3年目(2007年度)売上高4 700百万円
5年目(2009年度)5 600百万円
工場面積(土地):83 140㎡
工場面積(建物):15 000㎡
登録資本:800万米ドル(極東開発工業株式会社の100%出資)
総投資額:2 000万米ドル
設備投資額:約1 000百万円
日程:
現地法人設立平成15年8月5日営業許可取得済み
工場着工平成16年2月予定
工場竣工平成16年9月予定
工場生産開始平成16年10月予定
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極東開発工業/中国(江蘇省昆山市)に特装車工場を建設
2003年10月02日/未分類
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