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極東開発工業/九州地区の生産拠点集約

2010年08月04日/物流施設

極東開発工業は8月4日、業績改善を目的として、九州地区の生産拠点を現在の2拠点から1拠点に集約すると発表した。

連結子会社である日本トレクスが九州トレクスを吸収合併する。

同社グループは、特装車事業の業績改善を図るため、生産合理化や固定費の圧縮等に取り組むなか、生産体制の見直しやグループ会社のスリム化も積極的に推進している。2009年10月には八戸工場(青森・八戸市)を閉鎖したが、国内トラック市場の低迷は今後も続く見通しだ。

現在の市場規模でも利益を確保できる企業体質にするためには、生産体制の再編を図ることが必要であると判断。九州地区の生産拠点の集約として、2011年1月1日付で、連結子会社である日本トレクスを存続会社、九州トレクス(日本トレクス100%子会社)を消滅会社として吸収合併を行うことにした。

これによって、国内生産体制は、現在の7拠点から6拠点となる。九州トレクスは、おもに九州地区向けにウィング型トラックボデー、バン型トラックボデー、トレーラの生産を行っており、同業務は、日本トレクスと極東開発工業の福岡工場(福岡・飯塚市)へ移管する。

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