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コニカミノルタ/中国のPCメーカー聯想集団と販売提携

2003年10月05日/未分類

コニカミノルタグループの複写機、プリンタを主力とする情報機器事業会社コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)は、中国最大手のPCメーカー聯想集団(Legendグループ、以下:聯想社)と中国市場での同社のレーザプリンタ事業について販売提携を行い、OEM供給を開始した。
対象商品は、モノクロ/カラーレーザプリンタで、聯想社が中国国内に有する提携ディーラー網を通じて今夏より中国全土で販売活動を展開する。
聯想社は、現在中国最大のIT関連企業としてパソコン・サーバ・携帯電話・PDAやその他デジタル機器やプリンタなどに加え、ITコンサルティングサービスまで幅広く事業を展開している。
同社のPCは1997年以来中国内のベストセラーPCとなっており、さらに2002年には約30%のシェアを獲得している。
ビジネスの交渉は、2002年夏頃から開始。コニカミノルタグループは、中国市場をその将来性を含めて極めて重要な地域として位置付けており、同市場において圧倒的な販売力を持つ聯想社には中国戦略の重要なパートナーとして大いに期待する所があった。
一方、聯想社側もコニカミノルタの開発・生産体制には高い信頼を寄せると同時に将来に亘って同社との密なる関係を築いていきたいとの意向を表明しており、深い信頼関係の元に双方のニーズが合致した形となって提携に至った。
03年5月以降、モノクロレーザプリンタ:一機種、カラーレーザプリンタ:一機種を聯想社へOEM供給しており、目標台数はモノクロ機:80 000台、カラー機10 000台。
中国広東省にある生産拠点(石龍工場)で海外向けのレーザプリンタのほぼ全数を生産し、聯想社へのOEM供給も同工場から行う。 
中国地域においてコニカミノルタは、複写機事業分野で既にトップグループの一角を占めている。今回の聯想社との提携を機に、新生コニカミノルタビジネステクノロジーズは、プリンタ事業、特にカラーレーザプリンタ分野においてもトップを目指す。

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