三菱自動車工業(株)は、「ワールドエンジン」の生産拠点としてパワートレイン製作所(旧京都製作所)滋賀工場を選定した。
初期投資額は100億円を超えるものとなる。これに伴い、同工場の建屋面積は現状の55 000平方メートルから67 000平方メートルに拡充される。
厳格な「クオリティ・ゲート・システム」が導入される新設備の建設は2004年夏の完了を見込んでおり、実際の生産は2005年春から開始される予定で、その間品質確保のためにさまざまなラインテストが実施される。
三菱車としてこの「ワールドエンジン」を搭載するモデルの第一弾は、2005年に日本で発売される。
この「ワールドエンジン」プロジェクトでは、滋賀工場を世界最高水準の生産力を持つ工場とすることを目指している。生産されるエンジンは、3種類の排気量(1.8L、2.0L、2.4L)を持つ直列4気筒アルミニウム・エンジン。このエンジン・シリーズは、先端技術を駆使することで燃費及び排気効率を高めており、このクラスのエンジンとしては最高の性能を持つものとなる。
三菱自動車は、2002年5月に、クライスラーグループ並びに現代自動車と共同で、4気筒新エンジン・シリーズの設計・開発・エンジニアリングを行うための合弁会社グローバル・エンジン・アライアンス社を発足させた。
グローバル・エンジン・アライアンス社は、2003年2月、米国における生産拠点をミシガン州ダンディに決定したことを発表。この米国における拠点は、3社共同で建設、そして運営される。米国での生産も、2005年から開始される予定である。
この新型エンジン・シリーズの3社をあわせた総生産台数は年間150万台以上となることが見込まれ、世界的に最も多く使用されるエンジンとなる。
物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信
三菱自動車工業/「ワールドエンジン」生産拠点として滋賀工場を選定
2003年10月05日/未分類
未分類に関する最新ニュース
- LNEWS/2010年アクセスランキング (12月29日) 2010年12月29日 未分類
- 東洋ゴム/トラック用タイヤなど7%値上げ (12月13日) 2010年12月13日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/ガソリン混入軽油販売 (12月01日) 2010年12月01日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/11月の軽油卸価格1.2円上げ (11月30日) 2010年11月30日 未分類
- ロジスティクス手帳2011/販売開始、特別価格1800円 (11月25日) 2010年11月25日 未分類
最新ニュース
- スズケン/福岡県に物流センター稼働、設備投資60億円(12月29日)
- LNEWS/2010年アクセスランキング(12月29日)
- 日本貨物航空/韓国公取委の課徴金で、ソウル高等法院に訴状提出(12月29日)
- 花王/中国・安徽省に家庭用製品の生産拠点用地取得(12月29日)
- タケエイ/倉庫を取得(12月29日)
- ドイツポストDHL/カーボン・オフセットの輸送サービスが年間10億件に(12月29日)
- 象印マホービン/国内外の物流システム再構築(12月28日)
- モリト/適正在庫のグローバル化実現へ(12月28日)