LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

三菱自動車工業/「ワールドエンジン」生産拠点として滋賀工場を選定

2003年10月05日/未分類

三菱自動車工業(株)は、「ワールドエンジン」の生産拠点としてパワートレイン製作所(旧京都製作所)滋賀工場を選定した。
初期投資額は100億円を超えるものとなる。これに伴い、同工場の建屋面積は現状の55 000平方メートルから67 000平方メートルに拡充される。
厳格な「クオリティ・ゲート・システム」が導入される新設備の建設は2004年夏の完了を見込んでおり、実際の生産は2005年春から開始される予定で、その間品質確保のためにさまざまなラインテストが実施される。
三菱車としてこの「ワールドエンジン」を搭載するモデルの第一弾は、2005年に日本で発売される。
この「ワールドエンジン」プロジェクトでは、滋賀工場を世界最高水準の生産力を持つ工場とすることを目指している。生産されるエンジンは、3種類の排気量(1.8L、2.0L、2.4L)を持つ直列4気筒アルミニウム・エンジン。このエンジン・シリーズは、先端技術を駆使することで燃費及び排気効率を高めており、このクラスのエンジンとしては最高の性能を持つものとなる。
三菱自動車は、2002年5月に、クライスラーグループ並びに現代自動車と共同で、4気筒新エンジン・シリーズの設計・開発・エンジニアリングを行うための合弁会社グローバル・エンジン・アライアンス社を発足させた。
グローバル・エンジン・アライアンス社は、2003年2月、米国における生産拠点をミシガン州ダンディに決定したことを発表。この米国における拠点は、3社共同で建設、そして運営される。米国での生産も、2005年から開始される予定である。
この新型エンジン・シリーズの3社をあわせた総生産台数は年間150万台以上となることが見込まれ、世界的に最も多く使用されるエンジンとなる。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース