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三菱重工業/中国から排煙脱硫装置を受注

2003年10月09日/未分類

三菱重工業(株)は、中国現地のエンジニアリング企業 中国華電工程集団公司と共同で華北電力公司から天津大港発電所向け大型排煙脱硫装置を受注した。
このプラントは2004年中に運転を開始する予定。同社の中国向け排煙脱硫装置としては、今年2月、九龍電力公司重慶西発電所に続く連続受注となる。
この排煙脱硫装置は、現在改造中の天津大港発電所石炭焚きボイラー (328.5 MW×2基)から排出される1時間当たり226万2 000 Nm3のガス全量の、脱硫処理を行うもので、脱硫率95%と高度の硫黄分を除去する能力をもつ。
同社はこのうち、プラントの性能を決定する基本設計業務とコア部分にあたる吸収塔内部品、攪拌機等の機器供給を担当する。吸収塔は、当社独自の技術である液柱塔を採用している。
独自技術である液柱塔は、高い脱硫性能を達成するだけでなく、内部の構造がシンプルなのでメンテナンスが極めて容易であるなど、顧客の利便性に配慮したシステムであり、今回の商談では、当社の技術力並びに日本を含む世界各国での運転実績が高く評価され成約した。

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