LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

テイツー/新物流システム稼動、古本を単品管理

2003年10月18日/未分類

(株)テイツーは商品在庫管理を強化し、業務の効率と顧客満足の向上を図るための新物流システ
ムを稼動した。
同社は、メディア商材の単品管理と完全リアルタイム処理を可能にした第3次情報システム(2002
年4月稼動)、顧客ポイントカードを利用した第3 次CRM(顧客情報管理)システム(2002年7月稼動)に続き、新物流システムを稼動したもの。
古本を中心にゲーム、CD、DVDなどの新品・リサイクル品を取り扱う「古本市場」事業は、各店舗において顧客より買い取ったリサイクル品はその店舗で販売しているが、古本を中心に新規出店時の初期在庫準備機能あるいは在庫調整機能として物流センターにて在庫管理業務を行っている。
物流センターにおける在庫の中心である古本に関しても単品管理を行い、各店舗からの補充要請に迅速に対応するとともに販売機会の一層の充実を図る。
稼動した新物流システムは、入荷時にすべての古本をISBNコードにて登録する「単品管理」を導入するとともに、分類・保管する際に「ロケーション管理」も併せて行う。
単品・ロケーション管理の実施により、物流センター在庫情報をグループ内で共有することが可能となることから、業務効率化および顧客満足度向上が期待される。
効率化内容
1.ロケーション管理導入による倉庫内ピッキング作業のコスト削減
2.古本市場各店舗からの商品補充要請に対する迅速な対応による販売機会損失の低減
3.EC子会社である(株)ユーブック向けの商品供給機能強化を通じたEC売上高向上と「入った!めーるサービス(欲しい商品を登録しておくと入荷時にメールでお知らせするサービス)」など顧客サービスの向上
4.古本市場の新店用初期在庫やインターネット・コミック・カフェ「アイ・カフェ」の新店用コミックセットの準備作業効率の大幅な改善
なお、新物流システムの稼動に併せて、物流センターにおける各種業務を岡山土地倉庫(株)にアウトソーシングすることから、物流量の変動に対する物流コストの相当部分が変動費となり、経営環境変化に対する柔軟性が確保されたことも大きなメリットとして挙げられる。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース