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GM、いすゞ自動車、スズキ、富士重工業/提携関係の進捗状況・展望

2003年10月23日/未分類

米ゼネラルモーターズ(以下:GM)と日本の提携三社(いすゞ自動車、スズキ、富士重工業)は、商品とパワートレイン共有化に焦点を絞った幾つかの試み、市場拡大と成長、さらに、技術共有化と購買に関し発表した。
GMグループ4社は、既に定評ある提携関係、とりわけ発展途上市場における提携関係を強化していく。
いすゞとGMは、ディーゼルエンジン開発や小型商用車販売を中心に積極的な協力を行っている。いすゞはヨーロッパのオペル、サーブおよび北米のGM向けにディーゼルエンジンの供給を行っており、搭載車の市場評価の向上に貢献してきた。また、昨年5月よりタイで販売を開始した新型ピックアップトラックの共同開発を行うとともに、本年6月からはタイのGM工場を活用して、いすゞの輸出用ピックアップトラックの生産委託を開始した。これは投資を最低限に抑えながら、アライアンスとしての生産能力を最大活用する、協業シナジーの一例となっている。
スズキは、GM大宇自動車技術(以下:GMDAT)の株式の14.9%を所有しており、北米において、GMDATベースのスズキ・ヴェローナを販売開始した。さらに、来年日本において、GMDATベースの二車種(シボレー・オプトラとエピカ)を販売開始する。過去二年間、GM及びスズキの両社は、シボレー・クルーズの生産及び販売に関し協力してきた。これは、スズキが生産し、日本及びオーストラリアで販売されている。
富士重工業とGMとの提携関係における次の第一歩は富士重工業とサーブS.p.A.(以下:サーブ)との協力関係にある。これまでに富士重工業は、日本においてサーブのショールームを三拠点開設し、9-2など新製品の開発とターボエンジン技術において協力している。
パートナー企業四社は、グループとして、日本とアジア太平洋地域において、購買分野で相互協力している。

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