富士重工業は11月17日、モーダルシフトによるCO2削減で「国土交通省海事局長表彰」を受賞した。
環境事業部門エコテクノロジーカンパニーとスバルロジスティクスがエコシップ・モーダルシフト事業において、貢献度の高い優良事業者として受賞したもので、宇都宮工場で生産した塵芥収集車「フジマイティー」の輸送を、陸路の自走から海上輸送へのモーダルシフトを推進した。
海上輸送利用には輸送時間の増加が最大のネックだが、スバルロジスティクスと共同で、定期船を利用した出荷日程の前倒しなどの取り組みにより、2008年度以降は、従来の北海道・九州向けに加え、近畿・中国・四国向けの出荷車についても、海上輸送への切り替えを推進していた。
この結果、陸路による自走と比べCO2排出量は全体で約32%削減できる。