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三菱自動車工業/燃料電池自動車「MITSUBISHI FCV」 国土交通大臣認定を取得

2003年11月05日/未分類

三菱自動車工業(株)は、燃料電池自動車「MITSUBISHI FCV」を国土交通省の大臣認定を取得した。
これを受けて、経済産業省主導の「水素・燃料電池実証プロジェクトJapan Hydrogen & Fuel Cell Demonstration Project」(JHFCプロジェクト)への参画を中心に、公道上での走行試験を実施して、燃料電池自動車の実用化に向け、性能、環境特性、安全性に関する基礎データを収集し、技術の蓄積を目指す。
「MITSUBISHI FCV」は、ダイムラークライスラー社(DC社)の最新の燃料電池システム(燃料電池はバラード社製)をミニバン「グランディス」に搭載したもの。
さらに保守・点検・整備などの運用面についても、三菱自動車テクノサービス内に設置したメンテナンスガレージをダイムラークライスラー日本(株)と共同で利用する。
なお、公道試験における試験車両の位置や、走行状態が確認できるビークルホームページ(VHP)を開設する計画で、最大限に活用し、現実の使用条件における燃料電池自動車の各種データを効率的に収集するとともに、遠隔での車両故障診断など、VHP自体の活用についても開発を進めていく。
MITSUBISHI FCV 概要
車両重量 2 000kg
乗員 5名
最高速度 140km/h
航続距離 150km
燃料電池
システム 形式 PEFC(バラード社製)
出力 68kW
水素タンク 貯蔵方式 圧縮水素
充填圧力 35Mpa
容量 117L
二次電池 ニッケル水素
モーター 形式 交流誘導モーター
最大出力 65kW
最大トルク 210N・m

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