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三協アルミニウム工業/商品設計・開発効率の向上を実現するPDMシステム構築

2003年11月05日/未分類

三協アルミニウム工業(株)は、住宅建材やエクステリア建材の設計・開発効率の向上を実現するPDM(Product Data Management:製品情報管理)システムを日本電気(株)(以下:NEC)と共同で構築し10月より本格稼動を開始した。
本PDMシステムは、住宅建材やエクステリア建材などの製品構成情報(部品表)や図面・仕様書・設計通知書などの関連文書を電子化して管理するとともに、部品表や関連文書の作成・承認・変更・配付・廃棄のワークフロー化を実現するもの。
また、商品の設計から生産・販売・保守までの製品ライフサイクル全体にわたる情報共有を図ることで、市場ニーズを的確にとらえた商品開発の迅速化・効率化を実現するPLM(Product Lifecycle Management:製品ライフサイクル管理)推進のための基盤システムに位置づけられるもの。
三協アルミでは、PDMシステムを活用することにより、商品の新規開発期間の短縮や、情報の共有化による設計・開発コストの削減、商品品質の向上等をねらいとしている。
■PDMシステム「SP-Linkシステム」の特長
PDMシステムは社内での呼称を「SP-Linkシステム」(Sankyo Product-Link System)として運用しており、効率的な商品化スケジュールを実施し、商品開発力・企業競争力を高めていく。
設計関連文書のワークフロー化で業務を効率化
商品や部品の品番データから、関連する設計図面・仕様書・設計通知書などの文書を容易に検索・閲覧することが可能。また、従来は紙で通知していた設計の着手・変更・承認などを電子化し、ワークフロー化することにより設計・開発に関わる業務の効率化を図る。
リアルタイムで情報を共有
全国の支店・営業所において、イントラネットを介して設計図面や部品表などを参照することができる。また、設計変更をはじめ、各文書の内容変更がリアルタイムに反映され、顧客ニーズに迅速かつ柔軟に対応した商品開発や、顧客提案力の強化による顧客サービス品質の向上を図る。
購買システムや生産システムとの連携で商品情報を一元的に把握
購買システムや生産システムなどとの連携機能を有しており、開発中の商品に関する部品単価・加工費などを一元的に把握することができる。これにより、商品の企画・設計段階での原価計算のスピードアップや精度を向上させる。
三協アルミの「SP-Linkシステム」は、NECのPDMシステム「Obbligato II(オブリガートII)」を採用していえう。

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