LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

大日本印刷/商品情報を一元管理するPIMシステム「Pro-V」を発売

2009年07月10日/IT・機器

大日本印刷は7月10日、企業が製造・販売する商品の情報を一元管理する商品情報管理(Product Information Management、PIM)システム「Pro-V」を同日に発売すると発表した。

初期費用は約1億5000万円で、システムの規模により変わるため個別見積りとなる。同社はPro-Vと関連業務の販売で、2010年度までに5億円の売上を見込む。

Pro-Vは、デンマークのStibo Systems社が開発したPIMシステム「STEP」を採用し、日本企業向けにカスタマイズしたもの。PIMシステムは欧米で先行して導入が進み、まだ日本国内では馴染みが薄いため、商品情報を一元管理するPIMの概念の普及に努め、商品情報の流通基盤となるソリューションとしてPro-Vを提案していく。

Pro-Vは、ExcelRやCSVなどの各種フォーマットに対応し、企業内の各部門が商品情報を管理する既存のシステムと連携して商品情報を収集できる。Pro-Vから各部門の商品情報管理システムへの情報の書き出しも可能で、商品情報の管理項目を容易に変更・追加できる。また販促物の種類ごと、発売年度ごとなど用途に応じたファイル設定が可能で、ファイリングした情報を一覧表示できる。

さらにWebサイトコンテンツや印刷物など、メディアごとに適したフォーマットで商品情報の書き出しができ、クロスメディア展開も容易。DTPソフトでPro-Vの商品情報を簡単に取り込めるため、カタログやチラシ、パンフレットなどの印刷物も手早く制作が可能。さらに、DTPソフトで追加・修正した情報をPro-Vのデータベースに自動で反映させることも可能という。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース