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南総通運/平成16年3月期中間決算短信(連結)

2003年11月23日/未分類

南総通運(株)の平成16年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記の通り。
当中間連結会計期間におけるわが国の経済は、企業収益の改善や株価の回復の兆しが見られたものの、長期化するデフレ経済のなか、個人消費の低迷や雇用環境の回復のないまま依然として厳しい状況で推移した。
物流業界も、民間設備投資、個人消費の低迷や各企業の生産拠点の海外移転等による空洞化が進み、貨物の輸送量は伸び悩み、業者間競争とますますの運賃等の低下が見られた。
また、環境問題による一都三県の排ガス規制の施行に伴う車両の代替、整備等によるコスト増といった厳しい経営環境であった。
このような経営環境のもと、同社グループは積極的な営業開発と既存顧客との深耕を深め、受注拡大と経費削減に取り組んできた。
この結果、当中間連結会計期間の営業収入は6 998百万円と前年同期に比べ428百万円(6.5%)の増収となった。
経常利益は575百万円で前年同期と比べて30百万円(5.6%)の増益となりましたが、中間純利益は271百万円で前年同期に比べて26百万円(8.8%)の減益となりました。
事業の種類別セグメントの業績
①物流事業
物流事業は、景気の回復の兆しは見られるものの、冷夏の影響もあり物量は伸び悩んだが、既存顧客の深耕等積極的な営業展開により営業収入は6 029百万円と前年同期に比べて153百万円(2.6%)の増収となった。
ただし、排ガス対策費用の計上により営業利益において809百万円と前年同期に比べて17百万円(2.2%)の減益となった。
②建設事業
建設事業は、公共設備投資や民間設備投資の減少とデフレ経済による受注単価の低下といった依然として厳しい状況が続いているが、営業努力をした結果、営業収入は901百万円と前年同期に比べ524百万円(139.1%)の増収となり、その結果、前年同期は23百万円の営業損失であったが、当中間連結会計期間は17百万円の営業利益となった。
③不動産事業
不動産事業については、デフレ経済のもと、顧客からのコスト削減による賃貸料の値下げ要求等が蔓延するなか、営業努力した結果、営業収入は221百万円と前年同期に比べて50百万円(29.6%)の増収となった。
営業利益も、前年同期は4百万円の営業損失であったが、当中間連結会計期間は57百万円の営業利益となった。
④その他事業
その他事業は、個人消費の低迷や民間各企業の経費削減等から需要の伸び悩みにより、旅客運送事業及び保険代理店事業とも落ち込み、営業収入は237百万円と前年同期に比べて7百万円(3.2%)の減収となり、営業利益においても11百万円と前年同期と比べて1百万円(11.4%)の減益となった。

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