日本ユニパックホールディング／中期経営計画の生産体制再構築を前倒

（株）日本ユニパックホールディングは、子会社の日本製紙（株）富士工場の抄紙機１台（１０号抄紙機（微塗工紙））を平成１６年３月に停機することを決定した。
今回の停機によりグループ全体の塗工紙系マシンの需給ギャップを解消し、生産性の向上を図り、同工場は首都圏に近く古紙調達や製品輸送において他工場に比べ優位性がある為、今後はその優位性を活かしながらコスト改善に努め、生産効率のアップ、固定費削減等を図る。
なお、停機する抄紙機の製品は、同工場内の他マシンおよびグループ内の他工場にて引き続き生産を行い、ユーザーへの供給・品質維持する。
同社は、９月までに６台の抄紙機を停機し、さらに白老工場の抄紙機２台を平成１６年３月に停機する予定で、今回、富士工場抄紙機の停機を前倒しで行い、４月に発表した「第一次中期経営計画（平成１５年度から１７年度）」の早期かつ確実な実現を進めて行う。