アウディ社／ロジスティクス・プランニング・システム支援にテクノマティックスのeMPowerソリューション導入

テクノマティックス・テクノロジーズ（以下：テクノマティックス）は、アウディ社が画期的なロジスティクス・プランニング・ソリューションであるVirtual Logistics（ViLog）を導入したと発表した。
ViLogはテクノマティックスのeM-PlannerやeM-Reportsを含むMPMソリューション、eMPowerをベースとしており、これらは自動車のオートメーション生産で標準となっているアウディ社の既存のeMPowerベースのMPM環境に全面統合される。
この新たなViLogシステムが構築される以前は、ロジスティクス・プランニングのデータはいくつかの小規模なアプリケーションに割り当てられ、その様々に異なるデータや新しいパーツ・データの管理、レポート作成には多大な時間を要していた。
ViLogは、最も初期の段階から正確なロジスティクス・プランニングを行う標準的な多目的ソリューションを提供することで、プランニングの手間を省く。
eM-Plannerがデータ管理と基本的なプランニング機能の提供を行い、ViLogの特殊なロジスティクス・プランニング機能とユーザ・インタフェースがそれを補完する。
アウディ社では拡張されたロジスティクス・プランニングのレポートにeM-Reportsを活用し、19種類のロジスティクス・レポートを作成する。
ViLogシステムにより、プランニング工程がより明確になり、プロジェクトの状況の正確な把握が実現し、ロジスティクス処理時間、コスト（外部および内部での輸送や取扱いなど）および必要なスペースについてのより詳細なプランニングと管理が可能になる。
最適化の可能性も非常に早い段階で確認でき、必要なリソースやそれに対応するコストの削減に役立つ。