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富士写真フイルム/国内初の64ビットWindows + SAP BWベースのシステム本稼動開始

2003年12月17日/未分類

インテル(株)、SAPジャパン(株)、日本電気(株)、マイクロソフト(株)の4社は、富士写真フイルム(株)のグループ会社である富士フイルムコンピューターシステム(株)との協力により、各社の最新製品を組み合わせた国内初の64ビットWindows環境に対応した「SAPBW3.1」が、富士写真フイルムにおいて12月15日より本稼動を開始した。
本システムは、「インテルRItaniumR2プロセッサ」、「MicrosoftR64bitversionWindowsServer2003 EnterpriseEdition」および、「MicrosoftRWindowsSQLServer2000EnterpriseEdition(64-bit)」を搭載した「NECExpress5800/1320Xd」およびNEC製SAN対応ストレージ「iStorageS2300」上で「SAPBW3.1」を動作させる、64ビット環境のシステム。
稼動開始したシステムは、富士フイルムコンピューターシステムが構築および運用を担当した。「SAPBW2.0B」から「SAPBW3.1」への移行に合わせて、「インテルRItaniumR2プロセッサ」を最大32CPU搭載可能な「Express5800/1320Xd」を採用し、データベース・サーバーには64bitWindowsServer2003とSQLSever2000(64-bit)、アプリケーション・サーバーには、64bitWindowsServer2003を使用した、64bitWindowsシステムとなっている。
システム移行に際しては、「Express5800/1320Xd」が提供するパーティショニング機能を活用し、データベース・サーバー機能およびアプリケーション・サーバー機能などの複数OSを1台のサーバーに集約し、従来10台あったアプリケーション・サーバーも、4つのパーティションに集約統合が可能となった。
この度のシステム移行で、64bitプロセッサであるインテルRItaniumR2プロセッサおよび64bitWindowsServer2003が実現する高速演算能力と広大なメモリ空間により、経営データ分析業務が集中する時期においても十分なシステム性能を確保することが可能となり、システムの安定稼動を実現することができた。
日々のデータロード時間が大幅改善したほか、高負荷クエリのレスポンスの向上、迅速かつ多角的なデータ分析も可能となり、サーバーの運用そして保守に関する費用も大幅な削減が見込まれている。
今回システム開発に携わった4社は、今後富士フイルムコンピューターシステムが、基幹業務システムの統合を推進するために「64ビットWindows環境+SAPBWベースのシステム」を富士フイルムの販売会社等に展開して更なる改革を進めていく計画をサポートしていく。

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