日本出版販売(株)は2004年1月20日より雑誌の定期購読「マガジンエキスプレスサービス」を、全国の取引書店500店でスタートする。
「マガジンエキスプレスサービス」は、書店店頭での雑誌定期購読サービスを支援することを目的とし、書店での顧客台帳管理、商品配送、伝票起票、代金回収などの事務処理を軽減し、ローコストオペレーションを提供するサービス。
日販は、同サービスにおいて書店の販売基盤を強化することにより、雑誌定期購読の潜在需要を喚起し、新たな定期購読者の獲得による書店店頭での売上拡大を目指す。
「マガジンエキスプレスサービス」は、書店が店頭で読者からの雑誌定期購読の注文を受け、日販へFAXまたはPC-NOCSⅡにて申し込み手続きを行う。
1月スタート時点での対象雑誌は出版社130社の500誌。読者は書店店頭での受け取りか、希望する住所への直送を選択する。送料は一部の銘柄を除いて全国無料。
日販では、書店からの受注データをもとに顧客、商品、物流などの管理業務を行う。商品は、書店店頭受け取りの場合、顧客別1冊単位で顧客宛名の添付されたビニール袋に梱包され通常の雑誌配送ルートで送品される。読者への直送は、メール便で発売日に読者の希望する住所へ届けられる。
書店、読者からのサービス問い合わせ窓口として、2004年1月より雑誌定期購読に関するサポートセンターを設置する。
書店との受注情報などの連絡はFAXを活用するが、PC-NOCSⅡ導入店舗では、受注入力などを行うサービスメニューを準備している。
内容は、注文データの入力、顧客リスト管理、直送ルートの商品出荷状況の追跡確認など。FAX以外にPC-NOCSⅡでのシステム管理を用いることで、情報のスピードアップなどネットワーク化を充実させる。
参加書店は、1月のサービススタート時点で500店を予定。1月20日より、2月発売分の雑誌の定期購読受付を開始する。参加書店の初回費用は1 000円。
初回参加キットとして、店頭告知ポスター、カタログラック、読者向け商品カタログなどの予約獲得ツールが送付される。商品カタログは、年4回発行予定(初回申し込み時以外は有料を予定)。代金決済については、書店は読者から年間定期購読分の金額を前払いで受け、日販へは雑誌定期購読サービス用に設定された口座で決済を行う。
これにより書店店頭では、従来雑誌定期購読サービスにおいて行っていた顧客別台帳作成、商品の選別・取り置き、配達、伝票起票・代金回収といった管理業務が大幅に軽減され、店頭非在庫商品についても取り扱いが可能となり、新規顧客の拡大がはかられる。
今後の計画として、契約雑誌は直販誌などを含め、2004年4月時点で、出版社350社1 000誌、サービス参加書店は1 500店を目指す。
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日販/雑誌定期購読サービス開始
2003年12月21日/未分類
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