石川島播磨重工業／中国の航空機に搭載されるジェットエンジン開発参加

石川島播磨重工業（株）は、中国の航空機メーカーが開発を進めている小型ジェット機「ARJ21」に独占搭載される米GE社のジェットエンジン「CF34－10A」の開発事業に参加することを決定した。
中国が開発する小型ジェット機「ARJ21」に搭載が決まったジェットエンジン「CF34－10A」は、米GE社が主体となって開発・販売するエンジンで、すでに商業運航を開始している「CF34－8シリーズ」と現在開発中の「CF34－10E」をベースにしたエンジン。
IHIは、これらのエンジンの開発にも参加しており、今回も日本航空機エンジン協会を窓口にRSPとして約30％のシェアで設計・開発・エンジンテスト・製造の事業に参加する。
2004年から開発が開始され、エンジンの正式な完成となる型式承認を2006年11月に取得する予定で、IHIは、シャフトを含む低圧タービンモジュールや高圧コンプレッサの一部などジェットエンジンの主要な部位を担当する。