日本通運（株）は、国内航空貨物の輸送において、「個人情報の含まれた印刷物や電子媒体等の貨物（以下、プライバシー貨物）」の輸送に対応した新商品「プライバシーガード」の販売を開始した。
この新商品は、貨物特性を考慮しプライバシー貨物専用に輸送するもので、従来の貴重品輸送のノウハウを活かし、不着・紛失に類する事故の危険性を限りなく低減し、より安全性を高めた輸送を提供する。
国内航空貨物の情報システム（SPEED）による充実したトレースポイント管理と専用マニフェストによるオペレーションで、発送から配達までの作業工程において、一貫して確実な授受管理を実施するシステム。
さらに現在、プライバシーガードの安全性と確実性を最大限に高めるため、セコム（株）と提携し、GPS端末を装着した専用輸送容器を開発し、プライバシー貨物の位置情報・動態情報がWEB経由にて常時管理可能となる。この専用輸送容器による輸送は、2月からオプショナルサービス（有料）として販売する予定。
また、「プライバシーガード」の発売に合わせて、日本興亜損害保険（株）で開発した業界初となるプライバシーガード保険（PVG保険）を準備している。
これは、万一の事故に備えて、物的損害だけでなく謝罪費等の損害も補填対象とする商品で、お客様のリスクをワイドに補償する。
プライバシーガード運賃は、通常運賃＋プライバシーガードの取扱料1 000円／個 。
