日本通運(株)は、中国大手船社の中国海運(China Shipping)の日本法人中国海運日本(株)と新会社を設立し、中国発着貨物について、双方の保有するネットワークや物流ノウハウを活用して取扱拡大する。
中国海運は、中国政府が直接に管理している国有中核企業の一つで、中国における外航コンテナ保有船腹数第一位の企業。新会社は同社の世界トップクラスの海上定期航路網を利用し、安定した輸送と、日本通運のもつワールドワイドでのロジスティクスのノウハウを組み合せた競争力あるサービスを提供する。
新会社の名称は、シーエヌジェイワールドロジスティクス(株)で、日本通運と中国海運日本(株)との折半出資により、資本金4千万円で9月25日に設立した。
新会社は、合弁両社と一体となり、新規業務に関して獲得営業を行い、実際の物流業務は両社がそれぞれ担う。
新会社の概要
商号:シーエヌジェイワールドロジスティクス(株)
所在地:東京都品川区
設立:2007年9月25日
事業開始:2007年10月1日
資本金40,000,000円(発行株式数800株)
出資内容:日通50%、中国海運日本(株)50%