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ファミリーマート/店舗向け配送車にハイブリッドトラック導入

2004年01月12日/未分類

(株)ファミリーマートは2月から、ファミリーマート店舗への配送車にハイブリッドトラックを導入する。

ファミリーマートは、店舗への配送車に関する環境対策への取り組みの一環として、1998年8月より、CO、NOx、HCなどの排出ガス削減効果の高いCNG車を導入している。

しかし、CNG車は、営業展開するスタンドが非常に少ないこと、また1回のガス充填で可能な走行距離が短いことなどの点から、導入は関東を中心とする地区にとどまり、全国への拡大の進捗が課題となっていた。

先般、トヨタ自動車(株)より、平成17年排出ガス規制を見据えた、小型トラックとしては世界初のハイブリッド車が発売されたことにより、スタンドをはじめとする諸問題が解決することで、全国への円滑な導入が可能となる状況になった。

また、燃費効率の向上により、更なるCO2の削減効果も期待できる見込み。

ファミリーマートが導入するハイブリッドトラックは、2室式冷蔵仕様の温度管理機能を備え、早朝、深夜配送時の防音対策としてサイドドアにイージークローザーを追加したコンビニエンスストア店舗への配送車として特別仕様を施す。

ファミリーマートは、トヨタ自動車に加え、配送車の運行を担当するファミリーコーポレーション(株)、安全管理面を検証する東京海上火災保険(株)の協力も得て、ハイブリッド配送車のモニター車を2004年2月から稼働させる。

その後、検証を行い、その有効性を確認したうえで、2004年には100台、2005年以降は年間250~300台のハイブリッド配送車を新規に導入し、2012年には、すべての配送車について、ハイブリッド車への切替を完了する予定。

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