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松下電器産業/半導体・砺波工場(富山県)にライン増強

2004年01月14日/未分類

松下電器産業(株)は、半導体の最先端プロセス製品の生産能力増強に向け、富山県砺波市の砺波工場D棟のラインを増設する。2004年9月からの増産寄与を予定している。

半導体事業は、松下グループが持つシステム技術力を活かし、民生機器に必要な高速・低消費電力化技術と微細加工技術を持って、最先端システムLSIをデジタル家電分野向けの5分野(DVD、デジタルTV、移動体通信、SD/ネットワーク、イメージセンシング)に焦点を当てて推進している。

同社はこの度、地上デジタル放送の開始に伴うデジタルハイビジョンテレビの立ち上がりや、DVDレコーダの本格的普及、携帯電話の第3世代への展開等による0.15マイクロメートルシステムLSI製品の需要の急増に対応するため、ライン増強する。

加えて、デジタルスチルカメラ市場の急速な進展と高画素化、更には携帯電話端末への本格的展開によるCCDの飛躍的な需要拡大に対応するため、同じく当工場D棟のCCDラインについても増強する。本ラインではデジタルスチルカメラ用高画素CCDを中心に生産を展開する。

今回のライン増強により、デジタル家電用システムLSI及びCCD合計で、200mmウエハーで約6000枚/月の生産能力が増強される。

新ライン概要
所在地:富山県砺波市東開発271番地
投資額:約150億円
増床面積:約3 650m2
生産品目:デジタル家電用システムLSI及びCCD
生産能力:約6 000枚/月(200mmウエハー、上記生産品目合計)
増産開始:2004年9月

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