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三井物産/SAPで新基幹業務システム「ミカン(MICAN:Mitsui、I can!)」導入

2004年01月14日/未分類

三井物産(株)は2003年12月、SAPジャパンとライセンス契約を締結し、2004年11月よりSAPをコアとする新基幹業務システムを導入する。

新システムの稼動に合わせ、業務プロセスも大幅に見直しを行い、SAPの特徴であるリアルタイム処理・プロセス管理を活かし、受注後の「受渡」及び「決済」関連業務を営業部門(フロントオフィス)から全社で一元化したシェアドサービスセンター(バックオフィス)に移管し集中処理を行う。

フロントオフィスとバックオフィスの分業化により、内部統制体制の整備を図ると同時に、基幹業務生産性の飛躍的向上を実現する。

新システム構築は、SAPの最新バージョン Enterprise(エンタープライズ)をベースとして構築し、住友商事(株)とSAP社が共同開発した商社用テンプレートを一部活用する方針で、三井物産固有の機能についても現在対応システムを追加開発中。

三井物産は海外主要拠点・関係会社約30ヶ所には2000年以降SAPを順次導入しており、本店・国内支店への導入により、連結グローバルベースでの統合型基幹システムの導入が完了する。

新システムの愛称は、社内公募により「ミカン(MICAN:Mitsui、I can!)」に決定した。新システム稼動後は、内外取引先とのSCM構築など顧客との連携も更に強化する。

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